2017.12.25;855号
(以下本文)
デジタルジュエリー®協会が推進する「デジタル環境」でのジュエリービジネスは、
ジュエリーリフォームで言えば、お客様が「安心」してオーダーしてくださることにほかなりません。
最終製品がジュエリー、つまり立体ということは、平面のデザイン画より
360°立体でクルクルとお見せする方がはるかにイメージが掴めワクワクすることでしょう。
それをもって商談するならば、一つの強力なコミュニケーションツールとなりえます。
今や路面店に限らずインショップでも、よほどの有名ブランドを扱っているとか、地域一番点ではない限り
既存の商品ではもうすでに戦えなくなってきているのが現状でしょう。
何を売っていこうか、どういう店づくりにしていこうかという以前に売れるもの、扱えるものが少なくなってきています。
そこで考えるのが先のジュエリーリフォーム。
お客様の宝石をお預かりして作り変えるのは、在庫いらずで手っ取り早いと。
しかし、カタログをお見せして「こうなりますよ」と競合店と方法が同じなら貴店のジュエリーリフォームは魅力あるでしょうか。
リフォームを今後の戦略と睨むのであれば、恐らく伸びしろはまだまだあると思いますが
それは時代に合わせた新しい方法や見せ方を取り入れてのお話。
進化していかなくては、完全に取り残され通用しなくなってきます。
今後、各業界にも確実に浸透してくるであろうAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、VR(仮想現実)のデジタル技術。
それは、私たちの生活に知らぬうちに入り込み親しみやすくなってきます。
あるアパレルメーカーでは「ボディースーツ」なるものを見込み客まで送料のみで配り始めています。
それはスマホアプリと連動した伸縮センサー内蔵の採寸スーツといったもの。
人々の興味と共にもの凄いスピードで全世界の顧客体型データ取りに行っている様です。
そうなると、アパレス業界の勢力図も変わってくるのじゃないでしょうか。
ウェブ注文した洋服がフィットする、しないといった不安の解消を通り越しての「私だけの洋服屋さん」とビジネス戦略です。
このように、デジタルにはほど遠かった業種でもイノベーションが急速に起こっています。
我々の業界で言えば、バーチャル試着が言えるでしょう。
リングやペンダントのレンダリングCGや、指にはめてみた様子が分かるスマホのアプリ画面。
エンドユーザーが抵抗なく楽しく使いこなしていることを知れば、デジタルは、苦手だからとか関係ないは過去の事。
デジタルはもうすでに、あなたに優しく寄り寄り添っています。
それでもあなたのビジネスにデジタルは不要??といえますか。
by デジタルジュエリー®