2021.4.25;895号
時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”
1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。
もう70周年を優に超え既に895号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。
第46回業界新聞担当コラム;春休みファミリー3Dプリンタ体験会
学校の休みにあわせ3月26日(金)~28日(日)の3日間ショップにてミニイベントを企画しました。
人が集まる場所は「密」にならぬよう気を遣わないと取り返しのつかないことになりますが
分散、個別、換気徹底を上手に取り入れた事例も多く、知恵を絞れば「新しい習慣」で開催可能なものです。
実は、過去に3Dプリンター体験会を催していたことで、当カガワ3Dプリンタファクトリへお問い合わせがあり、
”中学へ上がる息子が「3Dプリンターが欲しい」”とのご相談から企画したものです。
これまでの事例をもとにメンバーで日程や内容の打ち合わせをし、
それをSNSのページで告知をしたところ5組のご家族15名のご参加で開催できました。
体験内容は
●3Dプリンタの概要 種類
●3Dモデリングソフト紹介
●モデリング体験(ネームプレート作成)
●3Dプリンタ・3Dペンの出力体験
マジックで描いた自分の名前をそのまま3Dデータ化しネームプレートとして3Dプリント。
約10分ほどの工程を熱心に見続けるお子さんや3Dペンの体験ではキャラクターの顔や動物たち、またお人形さんの椅子やクリスマスツリーなどの大人顔負けの作品?が生み出されていきました。
1家族1時間のタイムスケジュールが、間をあけたこともあり3Dプリンタ三昧の中身の濃い体験ができたと思います。
学校での授業もそうですが3Dプリンタは大人のみならず子供の関心を惹きつける話題性のあるものです。
参加された保護者の中には、子供の素質を伸ばそうと「なにから学べばいいですか?」や「どういった道が開かれますか?」などクリエータの芽を育むかの如く熱心にご相談もいただきました。
モノのプログラミングが3D-CAD
時代が変われば必要とされるスキルも当然変わってきます。
読み・書き・そろばん、それにプログラミング…平面で描いていたものはほぼ立体(3D)で表現されてきます。
今、世の中を動かしている技術者は5年、10年の単位で違った世界がやってくると唱えており、
5G、AI、ブロックチェーン、AR、VR、量子コンピュータや自動運転に続く3Dプリンタは時代を劇的に変えるテクノロジーとして注目され
加速度的に進化する3Dプリンタは最も身近になるといいます。
各家庭に1台の白物家電化し生活に浸透した製品は自分用にカスタマイズされ、必要なものを必要な時に3Dデータをダウンロード、そして3Dプリントして需要を満たす…。
そうなると もはや送料をかけて遠方から運んでくることも無くなりSDG’sの理念にもつながってきます。
今、想像がつかなくてもいずれその世の中になることを思えば早めに知っておくだけでも時代の波に乗れるというもので
我々カガワ3Dプリンタファクトリのメンバーも得意で好きなことを体験会を通し伝えることが出来るのであればこの上ない幸せです。
https://www.3dpfactory.net/
“業界新聞”
(※業界新聞社;香川県坂出市駒止町2丁目5番43号/TEL・Fax;0877-46-5384/編集発行人;長谷川 修一)