時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”
1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。
もう70周年を優に超え既に899号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。
デジタルジュエリー®協会、草創期メンバーである神奈川県藤沢市(株)ブルーダイヤ市川宝石店市川洋社長からのご挨拶。
湘南の中核都である藤沢市、穏やかな気候と産学観光のバランスが整った、首都圏のベットタウン。
その駅に隣接するショッピングビルで宝石店を営んでおります。
地元周辺のお客様に育てられ50年間、現在はCADと3Dプリンターを利用した販売法を主軸に、お客様本位の商品づくりに取組んでおります。
私がコンピューターと販売の関連付けを考え始めたのは、1990年代前半から後半にかけてのバブル崩壊後の激動の時代まで遡ります。
宝飾業界は販売に悩みリフォームにも目を向けだした時代です。
当時私は百貨店の中に店舗を10数店舗展開する大手の宝飾時計販売商社に勤務しておりました。
営業成績が年々落ちていく中、ある会社から「コンピューターによる空枠データーベース」のようなシステムを提案されました。
空枠を営業マンが持ち歩いている時代に「その場でイメージが分かる!」という当時としては斬新な企画をスタートしてみましたが、
実際は催事のおまけの話題作り程度にしか使えませんでした。ただ「このようなやり方はこれから発展するのでは?」と感じたことを覚えております。
そして私とデジタルジュエリーとの出逢いは、その販売商社を退社した約25年ほど前、Windows95の登場などハードもソフトもめまぐるしく進化する時代に突入した頃でした。
商社時代からお世話になっていた佐藤善久氏(株式会社デジタルジュエリー代表取締役)からCADソフトのJCAD3匠を紹介いただきました。
当時手描きでお客様にデザイン提案をしていた私にとって、このソフトの可能性は無限大に広がっていくのではと大きな衝撃を受けました。
とはいってもその頃のハードのスペックでは処理能力が不足。3Dデザインしたマリッジリングを動かすことで精一杯。少し凝ったデザインだと固まってしまいました。
その後ハードのスペックも徐々に高性能化する中で、実際にJCAD3匠を使用した販売手法が効果を上げてきたのは2001年頃。
徐々に実用性も増して、お客様と対面でやり取りをしながらデザインを創りあげていく現在のスタイルとなっていきました。
もっともその当時は造型機は大変高額で、JCAD3匠の役割はデザインのみに使用し、それから先は職人のハンドメイドでの製造がほとんどでした。
それでも職人に情報を的確に伝える事が可能となり、お客様⇔デザイナー⇔職人の間のイメージのズレが無くなった事でトラブルが解消されたことは大きな成果でした。
時代は変わり、ハードのスペックも当時とは考えられないほど高性能で安価になりました。
CADやレンダリングソフトも使いやすく簡単に、そして造型機も様々なメーカーから手に入れやすい価格帯で選べるようになりました。
現在では造型の進行具合をお客様にも確認いただけるように店内に3Dプリンターを設置しております。
オリジナルを大切にし、多品種でより速い提案が求められる時代となった今、多様化するニーズに答えていく為に、
そしてお客様本位の商品づくりの為には、このシステムが不可欠となっていくと確信しております。
デジタルジュエリー®ステーション藤沢
株式会社ブルーダイヤ市川宝石店 市川 洋
住所:藤沢市南藤沢2-1-1フジサワ名店ビル2階
TEL:0120-27-3870/0466-26-3870
https://www.facebook.com/jewerly.ichikawa/