第23回;ジュエリー製作における3Dプリンタ。(2019.2.25)

2019.3.25;870号


(以下本文)

第23回;ジュエリー製作における3Dプリンタ

店頭にて3Dプリンタを稼働しているとお客様は興味深く覗き込み

「これ何ですか?」、「3Dプリンタとジュエリー??」と不思議そうに聞いてこられます。

そして、3Dプリンタがジュエリーを作り出してくれる…とか、ダイヤモンドや石までも出来るのでしょうか?とのご質問もいただきます。

3Dプリンタ!と聞いたことあっても実際よくわからないのが現状でしょうか。

そういうこともあって、定期的に「ジュエリー製作における3Dプリンタ」のセミナーを開催しております。

今回は、それを簡単にご紹介したいと思います。

まず第一に押さえておきたい事は、ジュエリーと3D-CAD/3Dプリンタの出会いはもう20年以上も前から始まっていたという事。

山梨県甲斐市に本社を置くテクノロジー分野の先駆けを担っている株式会社メイコーのwebサイトを見てみると

●ジュエリーソフト;JCADと「レーザーリソグラフィー装置」《今でいう光造形3Dプリンタ》の製造販売を平成5年(1993)に発表。

●平成6年4月(1994)には 形状モデリングシステム「名工」を商品化し販売を開始。とあります。

他の産業分野と比較しても早い段階からジュエリー工場向けにデジタル機器を研究開発、そして供給していたことが分かります。

 

次に、構造や仕組み、3Dデータによっての機種使い分けなどを3Dプリントしたモデルから解説します。

メーカーの展示会等では見ることのない失敗事例は3Dデータの作り方、サポートの付け方に理解を深める肝だったりします。

私が思うに、今の3Dプリンタは第三世代。

他の分野にもあてはまる事ですが、第一世代は目新しさが先行し理想の動作はし難いもの。

第二世代はそれを改良したものですが未だ改良が必要なもの。その課題をクリアし完成するのが第三世代。

今、広がりを見せているのがこの第三世代の3Dプリンタと言えそうです。

 

完成形の3Dプリンタの次は、素材開発において更に可能性を広げています。

キャスタブルレジンのリリースや、3Dプリントしたそのままが完成品になるなど

将来、ゴールド/プラチナといった貴金属も3Dプリント出来、冒頭の「3Dプリンタがジュエリーを作り出してくれる…」もあり得るでしょう。

 

「ジュエリー製作における3Dプリンタ」は、コスト削減とスピードアップ、なにより店頭での演出に相性の良いものです。

少量多品種に対応出来、高性能で小型化、導入しやすくなった価格帯は中小零細むしろ個人が一台ずつ保有し恩恵を受ける時代となっています。

●株式会社メイコー;http://www.meiko-inc.co.jp/company/



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