第24回;次世代に対応するジュエリービジネス。(2019.4.25)

2019.3.25;871号


(以下本文)

第24回;次世代に対応するジュエリービジネス。

 -全てのジュエリーをデジタルに変える-

デジタルジュエリー®協会創始者 佐藤善久 氏がそう宣言したのはもう23  年も前。

ビジネスに3次元CAD(JCAD3匠)を導入し、光造形機やWAX切削機(今でいう3Dプリンタ)での原型製作はまだ知る由もなく、稀有な存在でした。

パソコンですらジュエリー業界に浸透しておらずデジタルメイキングへの思い切った舵取りは、同業者からパソコンとジュエリー??という不思議な目で見られていたと振り返ります。

ウィンドウズ95の発表で一般の人たちもパソコンに触れ親しむ時期がきっかけとなり、

その便利さは、いずれ様々なビジネスに大きな役割を果たすであろう黎明期の事です。

音楽やムービーのようにジュエリーもデジタル環境の元では完結できると信じ、

お客様の目の前で3Dデザインし形状確認で3Dプリントするオーダーリフォーム。

それは、パソコンやインターネット・ウエブの変遷を肌で感じ取ってきた強みを生かした取り組みです。

今では、デジタルメイキング・ブランディングそして、WEB戦略や知的財産戦略に至るまで幅広くデジタルジュエリー®のビジネスプランや普及活動に力を注いでいます。

 

しかし、今でこそ時代に添ったビジネスを切り開くデジタルジュエリー®の第一人者ですが、

当初から順風満帆とはいかなかったようです。

「デジタルとジュエリーは相見えない。」

「ジュエリーは手の温もりを与えながら作られる芸術ものだ。」

「作りも出来ない営業マンに何が出来る。」など匿名での批判も受けてきたと。

デジタルメイキングは、パソコンとCADソフトがあれば簡単にジュエリーが作れるものではないし、作る手段が違うだけで手作りと何ら変わりはないのです。

コミュニケーションツールにもなりえる革新的な取り組みは理解されにくいのが通例です。

こんな事例も…

自己の道をひたすら磨き2017年秋、黄綬褒章を受賞された坂巻章雄氏は

伝統技法や緻密な細工の技術にジュエリーCADを掛け合わせることで

さらに品格と優美性のジュエリーを生み出す事が出来ると聞きました。

坂巻氏の足跡からも窺い知れるに

一見、相反するアナログとデジタルの技術は、相乗効果で更なる高みへと導かれるのです。

佐藤氏は、交流の中でパソコン等のアドバイスをさせていただいたこともあり

超一流の人の技術に対するあくなき探求は人格にも出ていると評しておられます。

「真のクリエータに開放する。」

更なる表現の手段を持つことはジュエリーデザイナーにとっても不可欠となる時代です。

平成が終わろうとしている時代にいまだ昭和のやり方では活路を見い出すことは難しくなってきます。

デジタルジュエリー®は所属する会社の規模や立場、言葉の壁や、国境も関係ありません。

今迄の既存の制約から解き放たれる瞬間が大きな力、流れを作り出していきます。

※ジュエリービジネス進化論From秘密基地



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