第28回;ITリテラシー。(2019.8.25)

   2019.8.25;875号

第28回コラム;ITリテラシー。

スマホ決済「7pay」;セブン‐イレブン問題に端を発し、最近よく耳にする言葉が「ITリテラシー」※。

外部不正アクセスの発覚から、全アカウントのリセット、その2日後には9月末終了の発表。

全てが後手後手に回る開発で、コンビニエンスストア最大手キャッシュレス決済対応化が後退です。

(※インターネットを正しく使いこなす為の知識や能力また、応用力。)

何か問題でも起これば経営トップの説明責任が生じますが、

そのうやむや、しどろもどろな回答で「ITオンチ」と揶揄され、たちまち悪影響が烈火のごとく広がったのが今回の件。

これは大手企業だけの問題ではなく中小・零細のビジネスにおいても一つの事象が再起不能に陥る事を再認識する必要があります。

デジタル前提社会のビジネス展開は、トップである経営者自身がデジタルを理解し、開発を指揮し、「部下にお任せ」とはもう通用しません。

ITを活用しているか否か当然知っているであろう「ITリテラシー」は身に付けておかなくてはならないビジネスルールと言えそうです。

 

それを前提に自社のメディア(オウンドメディア)は、ITがもたらした革命であり、

自社の優秀なビジネスマンと位置づける事で、誰にも何処にも依存せずストレスなくビジネスをコントロールできるツールです。

他方、自社のウェブページを所有しているにもかかわらず、無料のヤフーメールやプロバイダのアドレスをビジネスユースしていたり、

フェイスブック、Instagramに代表されるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等にビジネス依存度が高いと

SNS側の一方的な規約変更や情報漏洩により、これまで蓄積してきたコンテンツは表示されなくなったり、いとも簡単に消失する事もありえます。

大切な情報は自社で管理しコントロールする‐ビジネス以外の所で振り回されないという体制は重要です。

要は、無料の対価は非常に大きいと理解することも「ITリテラシー」です。

 

これまでは、ジュエリービジネスにどうデジタル技術を掛け合わせ活用していけるか模索しているジュエラーも多いですが、

これからは、デジタル前提にジュエリービジネスを最適化し組み立てる事が基本となってきます。

衰退した者は全て業界目線で考え、適者生存はデジタルベースの目線でシフトチェンジをしています。

いつの時代も強いものではなく、環境に適応したものが生き残れるゴールデンルール。

「ITオンチ」が招く経営トップの判断は、今後いろんな問題が起こりそうです。

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