第32回;デジタル化するか、さもなくば死か。(2019.12.25)

 2019.12.25;879号

第32回コラム;デジタル化するか、さもなくば死か

 

目覚めとともにスマホをチェック。すき間時間や食事をしながらもブラウジング。

歩きスマホや運転中の凝視にも罰則が適応される時代になってきました。

友人とのコミュニケーションやウェブ情報に常に接し、何はともあれスマホは必携というデジタルの世界に入り込んだ生活スタイルです。

リアル世界がデジタル世界に包含される、常にオフライン(インターネットに繋がっていない)の無い世界が「アフターデジタル」といわれます。

この概念は、まだ新しく聞き慣れない世界観ですが、日経BP社「アフターデジタル」※から窺い知ることが出来ます。

それによると、

お隣中国では「モバイル決済」が浸透していることにより世界水準でさらに先を行っている状況で、オフラインとオンライン(インターネットに繋がっている)で

購買行動データを取り 顧客との接点を作り出し日常生活の行動データを共に取得し商品やサービスを最適な時と場所で提供しているというものです。

そうなるとビジネスにも深く大きくかかわってきます。

興味深いのがアリババ傘下の金融会社「アント・フィナンシャル」が2015年に始めた「ジーマ・クレジット(芝麻信用)」。

モバイル決済アリペイの機能の一つで利用履歴を中心に、提携サービスの利用状況や友人関係も含め膨大なデータを

AIでデータ分析しユーザーの「信用スコア」を算出し個人の与信を数値化するものです。

アリペイ公式サイトによるとこの機能の利用者は5億2000万人にも及ぶといいます。

日本ではマイナスイメージで語られることがありますが、中国には基準となる与信管理がなく、

実はこの信用スコアサービスは点数を上げていくゲーム感覚で、

何よりもこの評価システムの導入で社会全体が変わり民度が上がるという現象が今中国で起きているといいます。

デジタルデータがあらゆる産業の定義を塗り替えより良い世界を作り出す「第四次産業革命」。

”IT先進国”である中国の取り組みはデジタルの本質を理解し柵のない世界を一気に整えました。

モノづくりにおいて自負があった日本でしたが、世界を見渡すと一気にテクノロジーレベルで抜かれてしまっています。

古い自尊心に固執するとそこからなかなか抜け出せず新たな挑戦に踏み出せない事例にほかなりません。

 

インターネットが立ち上がって20年、令和の時代は創造的破壊から始まっています。

様々なことがデジタルベースで変革している今の世の中 ブログ、SNS、YOUTUBE…、

モノづくりはで言えば3D-CAD/3Dプリンタを取り入れたデジタルモノづくりが大きく占めてくるでしょう。

経営トップがアフターデジタルの世界観を理解し意識を切り替えることにより新時代の扉は開いてきます。

「デジタル化するか、さもなくば死か。」

マーケティングの世界的権威;フィリップ・コトラー氏が破壊的な変化が起きることを表した言葉がとても心に響きます。

 

by デジタルジュエリー®

 

※参考;藤井保文/尾原和啓 著「アフターデジタル」日経BP社



“業界新聞”

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